はじめに
子供が3歳になると、ある程度思い通りに体が動かせるようになったり、おしゃべりが増えて会話ができるようになったりと、できることが格段に増えます。そんな心身ともにめまぐるしい発達をする3歳の時期に習い事をはじめることは、その後の成長においてたくさんの影響を与える事でしょう。この記事では、3歳からはじめるのにおすすめの習い事や、選ぶ時のポイントをわが家の息子の実体験も踏まえつつ解説していきます。
3歳から習い事を始めるメリット
3歳から習い事と聞くと、「早すぎる」、「英才教育」といったイメージを持つ方もいるかもしれませんが、吸収力の高い3歳から習い事を始めることはたくさんのメリットがあります。まず、日常とは異なる活動をすることで脳の働きが活発になり、思考力が高まると言われています。習い事によっては手先の器用さや運動能力の向上、心に余裕が生まれるなどのメリットもあります。また、同年代の子どもとの関わりから社会性やコミュニケーション能力が身にくなど、お子さんに様々な刺激を与えてくれます。
幼いころから子供に習い事をさせるのは親のエゴだと思うかもしれませんが、子供にいろいろな選択肢を与えることが親の役割だと思っています。嫌だったら辞めてもいいくらいの気持ちで様々なことに挑戦させてみて、お子さんの世界を広げてあげましょう。
メリット1: 脳の発達を促す
3歳は脳が急激に発達する時期であり、この時期に習い事を始めることで、さらにその発達を促すことができます。例えばプログラミングや英会話といった習い事は、脳の機能を鍛えながら、視野も広がり、物事を柔軟に考える力が身につきます。また、習い事を通じて新しいことを学ぶことで、子どもの自己肯定感を養うことができます。これらの能力は、子どもの将来の学業や人間関係に大きな影響を与えると言われています。
メリット2: 手先の器用さや運動能力が向上する
3歳は神経が急激に発達する時期でもあり指先の器用さや運動能力も向上します。例えば、ピアノや書道を習うことは、手の動きをコントロールする能力を高め、より細かい作業ができるようになります。また、水泳や体操などの運動系の習い事を始めることで、体力やバランス感覚が鍛えられ、子どもの運動能力が向上します。これらの能力は、日常生活や学校生活で活かされるだけでなく、将来のスポーツや趣味にも役立ちます。
おすすめの習い事と費用相場
今回は3歳からはじめるのにおすすめの習い事6選として、水泳、体操、ピアノ、書道、プログラミング、英会話についてそれぞれの特徴と費用相場を紹介します。
習い事1: 水泳
水泳は全身運動であり、子どもの運動能力や体力、心肺機能を向上させることができます。また、水の中で体を動かす非日常動作によって体に新しい刺激を与え、バランス感覚が鍛えられます。多くのスポーツ選手が幼いころには水泳を習っていたというほど、水泳で得られる能力は他のスポーツに活かされています。水泳教室はスポーツクラブなどで行われている事が多く、月謝相場は、6,000~10,000円程度です。
小学校に入るとプールの授業があるので、3歳から泳ぐ練習をしていると友達に自慢できるかもしれませんね。また、いざという時に泳げるというのは自信につながると思います。
習い事2: 体操
体操は柔軟性やバランス感覚を高めることができ、子どもの身体能力を向上させる効果があります。また、体操教室では子ども同士の交流もあるため、社会性も身につけることができます。体操教室の月謝相場は、約5,000~8,000円程度です。体操は基礎運動能力を伸ばし、運動神経を鍛えることができますし、多くの子供向け体操教室では、子どもたちが楽しみながら運動能力を高める工夫がされています。
息子が通っている体操教室では、トランポリン、跳び箱、マット運動、鉄棒といったさまざまな種目を満遍なくやっています。それぞれにテストがあり、合格するとワッペンをもらえたりなど子供が頑張れるような工夫がされています。
習い事3: ピアノ
ピアノは音楽に親しむだけでなく、指先の動きをコントロールする力や集中力を向上させてくれます。また、ピアノを演奏することで感性や表現力が豊かになります。ピアノ教室の月謝相場は、約6,000~12,000円程度です。また、ピアノを習うことで楽譜を読む力が身につき、他の楽器への興味も広がります。定期的に開催される発表会では、人前で演奏する経験を積むことができ、自己表現力や人前で堂々と演奏する勇気が身につきます。
音楽は一生続けられる趣味ですし、他の楽器への応用もきくと思います。また、絶対音感が身につくのは6歳程度までとも言われていますし、早めに音楽をはじめることは多くのメリットがありそうですね。
習い事4: 書道
書道は、美しい文字を書く技術を身につけるだけでなく、集中力や気持ちの整理、心の安定にもつながります。また、筆や墨で日本の伝統文化に触れることができます。書道教室の月謝相場は、約3,000~6,000円程度です。書道を習うことで、子ども集中して作業に取り組むことの大切さや、美しい文字を書くための努力を学びます。また、書道教室では子ども同士の交流があり、友達を作る機会も増えます。
3歳くらいからひらがなを読めるようになる子がいたり、ちょうど文字に興味を持つ時期に書道を始めるのはおすすめです。なにより字が綺麗になるというのは社会に出てからメリットしかありません!
習い事5: プログラミング
プログラミングは、コンピュータの仕組みを学びながら、論理的思考や創造力を養うことができます。また、プログラミングを学ぶことで、子どもは自分自身で考え、問題を解決する力を養うことができます。プログラミング教室の月謝相場は、約5,000~10,000円程度です。プログラミングは今後の学業や将来の仕事で役立つスキルであり、早い時期から親しむことで、さまざまな分野で活躍できる可能性が広がります。また、プログラミング教室では、子ども同士が切磋琢磨し、互いに高めあえる環境があります。
これからはITの時代ですからね。学校の授業でもプログラミングをやったりと今後は必須スキルになるかもしれません。論理的思考力が鍛えられるのもいいですね。
習い事6: 英会話
英会話を習うことで、子供は英語を聴く力と話す力を学ぶことができます。また、英語に慣れ親しむことで、小学校以降の勉強がスムーズに進むことが期待できます。英会話教室の月謝相場は、約8,000~12,000円程度で、教材費が別途必要となります。また、英会話を学ぶことは、異文化に対する理解や興味が深まり、子どもの視野が広がります。子供向け英会話教室では、音楽や動画を使って楽しみながら英語を学べる環境があり、子どもたちのやる気を引き出してくれます
息子が通っている英会話教室は講師が外国人なので、たのしみながら異文化コミュニケーションができています。また、季節によってハロウィンやクリスマスなどといったイベントレッスンもあり、確実に子どもの視野を広げてくれています。英会話についての詳しい記事はこちら↓
習い事を選ぶ際のポイント
習い事を選ぶ際は、子どもの興味や適性を考慮しながら、通いやすさや費用も考慮して選ぶことが大切です。また、体験レッスンを利用して、子どもがどれだけ興味を持っているか、続けられそうか確かめることもおすすめです。
ポイント1: 子どもの興味や適性を考慮する
習い事を選ぶ際に重要なのは、子どもが自分でやりたいと思えるものを選ぶことです。子どもが興味を持って取り組める習い事であれば、続ける意欲も高まります。そのため、子どもとコミュニケーションを取ってどんなことに興味や関心があるのか把握することが大切です。また、子どもの適性を考慮することも重要であり、適性がある習い事であれば、子どもが楽しみながら上達し、自信がつくことが期待できます。適性を見極めるために、様々な習い事を色々試してみるのも一つの方法です。
子どもはまだ世の中にどんなスポーツや文化があるのかを知りません。いろいろな選択肢を与えて、その中から子供が興味を持った事を応援してあげましょう。性格によって活発だったりおとなしかったりと適正もありますので、そこは親子でしっかりコミュニケーションをとって自分の子には何が向いているのか考えることも大事だと思います。
ポイント2: 通いやすさと費用を考慮する
習い事を続けていけるかは、通いやすさと費用も大きな問題です。家から遠い場合や費用が高額である場合、子どもも親も続けることにストレスを感じることがあります。特に共働き家庭の場合は、習い事だけで土日が潰れてしまうこともあります。なるべく自宅の近くで通いやすい教室を選ぶこと、無理のない範囲での費用を見極めることも大切です。無料体験レッスンや短期コースを利用して、まずは試してみることで、継続可能な習い事かどうか確かめてみましょう。
わが家も共働きのため、習い事に行けるのは土日のみです。うちの場合は土曜日に習い事を集中させて日曜日は休むようにしています。共働き家庭での習い事についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
まとめ
3歳の子どもが習い事を始めることは、たくさんのメリットがあります。この記事で紹介したおすすめの習い事は、水泳、体操、ピアノ、書道、プログラミング、英会話です。それぞれの習い事の特徴や費用相場を比較しながら、子どもの興味や適性を考慮した上で選んでみてください。体験レッスンを利用して、子どもがどれだけ興味を持っているか確かめることもおすすめです。子どもが楽しみながら習い事を続けることで、多くのメリットを享受できることでしょ
コメント